親指シフト

　親指シフトをご存知でしょうか。簡単に言ってしまえば、日本語をキーボードから入力する際のキー配列の一つです。
　もともと富士通が自社のワープロ(OASYS)に搭載するのに開発されたもので、ローマ字入力やJISかな入力に比べて自然で疲れない（その結果として入力のスピードが早い）ので、熱狂的なファンがいます。
　私も親指シフトの長年のユーザーで、これまでワープロ専用機やパソコンで親指シフトを使ってきました（現在も使用しています）。残念ながら、親指シフトの使用者はパソコンユーザーのほんの一部しかいません。この理由は様々ですが、強調したいのは、使用者数が少ないこととその合理性や先進性とはまったく関係がないことです。
　私がホームページの一部を親指シフトに割いているのは、この素晴らしい日本のイノベーションを多くの人に(日本語を使わない人にも)知ってもらいたいからです。IT革命は、みんなが情報技術の進化を享受できる環境を作ることが重要です。使いにくいヒューマン・インターフェースをそのままにしてIT革命は意味がありません。親指シフトを通して「本当のIT革命」を考えてほしい、というのが私の願いです。

　親指シフトとは（知ってる人はスキップして、知らない人はよく見て）(工事中）
　親指シフトを使うこれだけの理由（と使わない唯一の理由）
　親指シフトという思想
　「後退」キーの持つ意味
　キーボードによる文章入力の容易さ比較のための方法論試案
　キーボードによる文章入力の容易さ比較のための方法論試案(2)
　キーボードによる文章入力の容易さ比較のための方法論試案(3)(付論)エクセルファイル解説
　親指シフト語録
　親指シフトを世界に
　親指シフトリンク集（これだけの人が親指シフトに関心があります）

トップページへもどる